タミバロテンとは

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タミバロテンは、東京大学薬学部において作られたレチノ系安息香酸で、血管新生抑制や、癌細胞アポトーシス誘導を示すことから日本人に多い肝細胞癌に効く新薬として期待されています。

タミバロテンは、再発または難治性の急性前骨髄球性白血病に効くといわれいます。トレチノインによる治療後に再発してしまった場合もタミバロンによる効果が認められいてるとのことです。

タミバロテンの効能

タミバロテンの適用分野は非常に幅広く、癌などの悪性腫瘍以外にも、関節リウマチなどの自己免疫性疾患、糖尿病性網膜症、乾癬や症状のひどいにきびなどの皮膚のトラブルへも適用が可能とのことです。

また、タミバロテンは難病といわれている、クローン病、多発性硬化症、心筋梗塞治療後の再狭窄や心不全、パーキンソン病などにも適用が可能であるといわれています。

これは、タミバロテンの持つと認められた様々な作用であるところの、血液腫瘍細胞の分化誘導、増殖抑制作用、免疫調節作用、平滑筋増殖抑制作用、血管新生阻害作用、中枢神経賦活作用などに起因しています。

まさに万能薬ですね。^^

なお、タミバロテンは、スコポラミンによる記憶障害の回避にも効果があるとのことです。

タミバロテンの構造

タミバロテンは分子量351.45の合成レチノイドで、RARのαとβサブタイプに結合し、特にRARαに特異的に結合することで肝細胞がんの増殖の抑制に特異的に働くとのことです。またγサブタイプやRXRには結合しないため、他の抗がん剤に比べて皮膚へのダメージが少なくて済むという特性ももつとのことです。

タミバロテンの開発者

タミバロテンは東京大学薬学部で開発されました。アールアンドアールの科学顧問・首藤紘一氏と取締役・影近弘之氏、そして共同研究者の方々は、このタミバロテン開発によって、平成18年度の日本薬学会創薬科学賞受賞されたとのことです。

受賞研究テーマは「レチノイドの医薬化学研究とタミバロテンの創製」とのことです。本賞の受賞は、それだけタミバロテンの創薬が画期的だったということを意味しますね。

タミバロテンの医薬メーカー

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タミバロテンは、東光薬品工業が再発・難治性急性骨髄球性白血病の適応薬として承認を得て、日本新薬より「アムノレイク」として市場に提供されています。

タミバロンの肝細胞がん薬への開発はゼリア新薬が共同開発権、独占販売権を得て現在開発中とIRされています。

また、韓国国内では、チョンウェ製薬が、急性前骨髄球性白血病治療剤「タミバロテン」(一般名)の独占開発販売権を得ています。

欧州とアメリカでのタミバロテンの権利は米Innovive Pharmaceuticals社と独占契約を結んでいます。

タミバロテンの副作用

タミバロテンはもちろん取り扱い注意のお薬ですので、お医者さんの指導が必須ですが、特に使用時に注意すべき方は、肝臓や腎臓が悪い方や、高脂血症の方、高齢の方または25歳以下の方、そして妊婦の方は強い副作用がでる可能性が高いとのことです。

タミバロテンは各種の併用注意薬がありますので、服用時には必ずお医者さんに詳しく相談してください。

なおタミバロテンは、臨床試験では約9割に副作用が認められているとのことで、主な副作用は、頭痛,口内炎,発疹,発熱,唇や皮膚乾燥など目に見えるもの、目に見えない部分では血液中のコレステロール増や、肺炎、敗血症などの感染症、更に症状の重い副作用も起こっているとのことです。

タミバロテンと併用してはいけない食品

タミバロテンはビタミンAと一緒に摂取してはいけないとのことです。また日常口に入れるものとしては、グレープフルーツも一緒に摂取するのは控えたほうが良いとのことです。